懐かしい

むかし、交通事故に遭うまで三年くらいは免許取って車を運転していた。夜の首都高が無駄に好きで、20時くらいに高井戸で肉うどんを食い、そのまんま車を走らせ首都高に向かってのんびり運転していた。誰とも同乗せず、一人で好きな音楽を聴きながら走らせていた。

初台辺りからオレンジの灯りがズラっと道なりに並び、その光景がなんともエモく感じた。当時、なんでだかチャゲアスのLove Songってゆー歌が好きで、「会えない夜は~」のところから、この歌の主人公もこんな風景見ながら好きな人のことを想っていたのかなぁとか、いろいろ考えていた。なんで歌詞を夜の首都高に重ね合わせて見てたのかは覚えてないが、そんなことを考えていたのはハッキリ覚えてる。

私があんまりにも夜中出かけるから、親は私が男に会いに行ってると思ってたらしい。一人でドライブしてるって話したら、なんで?って聞かれて答えに窮した。なんで言われてもなぁ。好きなもんは好きなんだよ。